RAINBOW~夢の橋~



それが関係あるかどうかは分からないが、私は看護士を目指している。


中学生の私は、日本の現状を分かっていない訳ではなく、ただ、ただただ、父に会いにすら行ってあげれない自分の報いを、晴らしたいだけだった。

『お父さん。』
「うわ! また服買ったの~?」

お母さんは、お父さんのいらなくなった服を持ち帰ろうとしている。




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