RAINBOW~夢の橋~
『そ・・んな・・・。』
「佳奈、仲直りしな? もう・・・後悔しちゃだめ!」
後悔をたくさんしてきた私達だからこそ、私は素直になる事ができた。
「バイバーイ」
友達と挨拶を交わす由奈を、一緒に帰ろうと誘った。
沈黙・・・。
気まずいなぁとか思いながら、中々話しかけられない。
「佳奈。」
由奈が口を開いた。
『ん・・・?』
少し目が泳いでしまったが、由奈はずっと下を見ていた。