pm13:00




二人っきりの、保健室。

カーテンがふわりと揺れて、漏れでた光が、真っ白な布団とシーツの上、柔らかな曲線を描いた。

俺はそれを暫くの間見つめ、

静かに目を閉じ、口を開く。






「…弱いな」






















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