お兄ちゃんの恋〜『永遠』番外編〜
「…いないけど。ごめんね」


カズくんの最強ニッコリスマイルで強制終了。



女の子は少し涙を浮かべて走っていってしまった。




その時は何をしゃべっていいかわからなくて、無言のまま電車に乗ったっけ。



あの女の子や、友達の「好き」と私のカズくんにたいする「大好き」は違うのかな、


と気付いた中学生初めての冬。
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