兄弟愛。
レオ……




レオがそんなにも私のことを考えてくれたなんて、思わなかった。




「レオ……私…やっぱりレオのこと好きになった方が……」


「ばぁか!俺…本気でミオに好きになってもらいたいのにそれじゃ意味ねぇだろ?」




「レオ……」



「だからいいんだ。今…ミオが俺を好きじゃなくても…俺がミオを好きでいることだけで幸せだから……」




何で―……




何でそんな優しいの?




何で私にそんなに優しい言葉をかけてくれるの?
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