Sweetなキミへ
俺がこんな風に誠に尋ねられるのは、俺がモテるかららしい

でも俺からしたら、悪いけど、興味ないったら興味ないのだ

たった1人のチョコレートの行方しか………

その1人とは勿の論で、遥のチョコだ


「まぁ、良いか~。今年もお前が新記録を樹立する事を祈ってるぜ~!新聞部として♪」


そう言いながら、誠はカメラを構えて俺の不貞腐れた顔を撮る

そう、彼は写真部だ

だから楽しみながら、俺の記事を書きまくっているのだ

確か去年は……

下駄箱、教室、放課後etc…

散々付きまとわれた事が、悪夢のようによみがえる

それらの記事がまた、俺の人気を高めているそうなのだが……


17歳(ちなみに高校2年生)


この年にして、実体験を持ってメディアの怖さを知るとは思わなかった


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