5つ上の彼氏
「あたしも仁くんともっと長く一緒に居たい。」
仁くんはいつもあたしに大切な事を教えてくれるね。
好きだからこそ、相手に自分の気持ちを言わなきゃいけないんだね。
「そのまいの方がいいよ。5つ差ってのは大変な事もあるけど…。そんなん俺には関係ないからな。」
仁くんはそう言って満足そうに笑った。
あたしはその仁くんの笑顔にドキドキしながらも、
チュッ
自分から仁くんにキスをした。
はっ、恥ずかしい///
あたしってば何やってんだ!!
自分でも顔が真っ赤になるのがわかるくらいだった。
仁くんなんか動き止まってるし!?
もう恥ずかしすぎてあたしは仁くんから離れて奥の部屋まで走って逃げ出した。
はあはあはあっ…
近くにあった鏡にはあたしの真っ赤になった顔が。
顔を冷やそうと思って振り返ろうとしたら…
後ろから仁くんに抱きしめられた。
「あんな嬉しい事して逃げてくなよ。」
ふぇ??
あっ、あんな嬉しい事って///
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