♯゜+姫+゜♯



―百合―





1日に2回はキツいよ・・・





しかも退院したばかりで体力も戻っていないのに・・・





私が起きると隣には誰もいなかった。





なんか寂しい・・・





女の子ならそういうときあるでしょ?





バスローブを着てリビングに行くとともくんはお酒を飲んでいた。





「百合、起きたのか?」





「もういいよ。」





私は自分の部屋に逃げた。





私だって寂しい時あるもん。





それなのに分かってくれない。





ってそんなの分からないよね。





私が悪いんだ・・・





「おい、百合開けろよっ。」





今回はドアも窓も全部鍵をしめた。





私が開けないかぎり開かない。





「百合!!!」





「やだっ!!!ともくんなんか大嫌い!!!」





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