♯゜+姫+゜♯
―知稀―
何でだ?
いきなり逃げたし・・・(汗)
ドアも窓も完璧に閉められていること。
「百合?」
静かになった・・・
また過呼吸か!?
「おい百合開けろ!!!」
強行突破!!!
「圭斗くんドア破ってもいい?」
「お前が直すんならいいけど。」
俺はドアをぶち壊した。
「百合!?」
百合は床に這いつくばるようになっていた。
「はぁはぁはぁ」
「百合ゆっくり息するんだぞ。」
俺は百合の口と鼻をタオルで抑えた。
しばらくして落ち着いたのか眠たそうな目をしていた。
「百合、寝ていいぞ。」
でも百合は俺の手を掴んで首をふった。
もしかしたら寂しかったのか?
「百合、俺どこにもいかないから安心しろ。」
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