♯゜+姫+゜♯



「じゃあ、1時間だけ遊んでくる・・・」




百合はそういって部屋を出て行った。







百合がいなくなった部屋で俺は1人寝ていた。







ピリリリリリ





「もしもし。」




『もしもし、知稀くん?』




「もうかけてくんな。」




『まって。七海の話を聞いて。』




「やだ。」




『じゃあ、百合ちゃん潰すしかないね。』




「はぁ~、ふざけんなよ。」




『じゃあ七海のお願い聞いて。知稀くんのこと諦めてあげるからさぁ、今度のロケ撮影私と撮って。最後のお願い。』




「無理、俺は百合としか撮る気しねぇから。しかも、百合のマネージャーにもう言ったし。」




『それなら大丈夫。私のマネージャーが手続きをしたわ。』





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