♯゜+姫+゜♯
はぁ、どういうことだよ。
こいつ本当に正気か?
ボケてねぇよな。そんなことできるはずないだろ・・・
「ばかじゃねぇの?」
『そっちこそ大丈夫?百合ちゃんから何にも聞いてないんだ。』
「なんだよ。」
『百合ちゃんの事務所不景気で今人材カットしていってるらしいよ。で、私の事務所が助けてあげるかわりにこの撮影降りてもらったのよ。まぁ、百合ちゃんの事務所の社長さん、私のマネージャーの恋人らしいから簡単だったけど。まぁ、そのうち百合ちゃんもきられるでしょうね。あんまり売れてないみたいだし。』
「ふざけんなよ。意味分かんねぇ。」
『だから、よろしくね。』
そういって七海は電話を切った。
俺はテントに行った。
「よぉ、知稀。熱はひいたのか?」
そういって俺の額に手を当てるのは光。
「あつ。大丈夫かよ。ん?どうしたんだ?」
「七海が・・・百合。」