♯゜+姫+゜♯
「ともくんの馬鹿。」
「誰が馬鹿?俺がキスしなかったら今頃勇真と杏は別れてただろうに。」
俺は百合を窮地に追いやる。
「う゛っ…そうですね。ともくんのお陰です。ありがとうございました。」
百合め棒読みで言われても嬉しくないって…
そして放課後・・・
「百合、仕事行くぞ!!」
「えっ、なんで?今日はともくんと一緒だったっけ??」
「あのなぁ~、今日はこの前のロケ撮影の出来上がり一緒に見に行くんだろ?」
「あっ、そうだった。」
「本当忘れんぼーだな。」
百合が頬を膨らます。
「かわいいね。百合行くよ!!」
「あっ、待って~」