♯゜+姫+゜♯



―百合―



ともくん、ここ交差点の中心だよ!!




私は目一杯ともくんを押したが離してくれない。




「ともくん!!」




私が口を開いた隙にともくんの舌が入ってきた。





「ともくん・・・しんどいよ・・・」





「ごめん!!」





「いいよ・・・」





私はなぜかあんな雑誌のことなんかどうでもよくなった。












ともくんの家に着くと呑気にパパと光くんが飲んでいた。




「おぅ、お帰り。交差点チュー目撃しちゃった。」




すでに酔ってる二人。




「あとさっき事務所から送られてきた写真。」



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