♯゜+姫+゜♯
「私がでてくるね。」
百合はチョコチョコと走っていった。
「はい、」
「あの、倉本です。夢ちゃんいますか?」
「ともくん!!真くんだよ。」
「真!?」
俺は画面を見る。
「真、お前学校は?仕事は?」
「仕事は取りやめにしてもらいました。学校なんかどうでもいいです。夢に会わせてください。」
俺は玄関を開けて真を入れた。
ソファに座っていると百合が紅茶を持ってきてくれた。
「ともくん、コーヒーが良かった?」