♯゜+姫+゜♯



「桜、終わったらデート行こうぜ。」



「でも、TomokiくんYuriと付き合ってるんでしょ??」




「こんな奴が彼女!?冗談じゃねぇ。用無しだよ。」




用無し……………




私はスタジオを飛び出した。













渋谷の交差点。



飛び出してからずっと泣いている。



何か頭もフラフラして…


早く家帰んなきゃ。





「百合〜」




誰かが呼んでいる。




「お兄ちゃん??」





私は青になると同時にその場に倒れた。





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