♯゜+姫+゜♯
「ともくん・・・?」
「百合ごめんな。おれのせいで・・・」
「ともくんのせいじゃない・・・私が悪いの。」
百合はめちゃくちゃ苦しそうだ。
俺はゆりの背中をさする。
「百合、俺がなんとかするから今はゆっくり休め。」
「やだ。私のことだから私が・・・」
「もともと俺のせいでこうなった事だからな。俺にまかせろ。」
そういう俺に少し不服そうだったが納得してくれた。
しばらく頭をなでているといつのまにか百合は寝ていた。
俺が病室を出ると圭斗くんが話しかけてきた。
「知稀。どういうことだ?」