私たちの大戦争

携帯からパソコンに変わりました。



気移り早い私。



さて、本題に戻りましょうか。





あれは、中学二年の冬。



ずっと仲良しだった、吹奏楽部メンバー。



しかし、急に変化は訪れました。



初めに可笑しな感じになったのは、1年のとき。



小池くんが嘘つきで有名で、赤西くんが小池くんの嘘によって、先輩方に嫌われだしました。



そして、その理由を吹奏楽部メンバーは初め櫻井くんのせいだと思ていたんです。



櫻井くんは少し、みんなとは違って気の強い子でした。



だから、おとなしい子が多い吹奏楽部メンバーからは、あまり好かれていませんでした。



「絶対、アイツが嘘ついてあたしを嫌われるようにしとんやって」



…可能性はあり。



私もそう思っていたし、みんなも多分そうだったんでしょう。



赤西くんに同意しました。



だから、私と山田くんは同じパートの先輩に櫻井くんのことを聞いてみました。





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