2人の関係~私と執事~
そして話しているうちに時間は過ぎて、帰る時間になってしまった。




「あっという間にこんな時間だね...。できればまたすぐにでも会いたいなぁ。会える日ここに連絡してくれない?」



そう言った司は私に連絡先が書かれた紙を渡してきた。



「できたら夜電話もらえないかな?」



「うん。」



私は柄にもなく、目の前にいる王子様に少しときめいていた。



帰りは准さんが車で家まで送ってくれた。



家族にあいさつもしてくれたし。
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