2人の関係~私と執事~

真実

准と話しているうちに時間は過ぎて、緊張もなくなっていった。



お嬢様としてのハッキリとした目標ができたからかな。



准の夢を叶えるって目標。





そして第一歩が司と向き合うことだよね。





私は司の部屋のドアを少し力強くノックした。



...中から司の声がして、ドアが開いた。



そこにいたのは、いつもの司。



何事もなかったようにあの...嘘の笑顔で立っていた。
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