2人の関係~私と執事~
杏那は...見当たらないなぁ。



杏那の姿を探しながらヘリに乗り込んだ。




「瑠依様、大丈夫ですか?安心してください。」



准はそう言って、ヘリに少しビビッていた私の手を握ってくれた。



...違う意味で大丈夫じゃないんだけど...。



だって手...!!


青ざめていた私の顔が赤くなっていくのがわかった。



恥ずかしい...。
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