2人の関係~私と執事~
そのうちに松木創は、何かを思い出したかのように「あっ」と声を上げた。



何かと思い、耳をすましていると、



「今日から准の代わりで専属執事として仕える事になりました。いきなり私が来てびっくりさせてしまいましたか?」



と言った。



今日からって...いきなりすぎじゃない?



私まだこの人と話したこともないのに。



じゃあ准は...今何してる?





「瑠依様...起きているのでしょう?大事なお話があると守さんが呼んでおられます。準備を。」


そう言ってさっきまでは起こそうとしなかった松木創は、そっとふとんをめくろうとした。
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