2人の関係~私と執事~
「昨日の夜の便で...行っちゃったんだ。」



え...?



「い...ちゃったって...」



「昨日の夜准が私のところに来てね...。」



そう言って守さんは昨日の話を始めた。



守さんから教えてもらった話はほとんどが予想もしない話で、准の切ない気持ちや心の葛藤を初めて知った。



昨日からの涙とは少し違う涙が私の頬を伝う。



頬を伝う涙は温かい...。



「守さん...ごめんなさい。私...准が好きです。司のことも...すごく大切だし神堂家の皆さんのこと...本当に大好きです。でも...今准のところに行きたいです...。」



准の本当の気持ちを教えてくれた守さんに私の本当の気持ちを伝えた。
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