2人の関係~私と執事~
「どうぞ!!」



そう言って私を案内する松木。



私は飛行機に入っていったんだけど、松木はついてこない。



「松木?」



「私はここまでです。瑠依様について行きたい気持ちはありますが、准が向こうにいるので私はここに残ります。少しの間しか役に立つ事ができず...本当に申し訳なく思います。」



そう言って松木は頭を深く下げた。



「松木...。冷たく当たっちゃってごめん。松木のこと、嫌いなわけじゃないから...。ありがとう!!」



そう言って、私は飛行機の中にいた執事の人に促され、奥の席に座った。



そして少ししてから、飛行機が浮かんだ。



やっと准の元に行ける...。本当に...みんなありがとう。
< 237 / 244 >

この作品をシェア

pagetop