2人の関係~私と執事~
まぁ...


そんなマイペースなことを言ってきた結果がこんな感じなんだけどさ...。




教室の窓からの眩しい光を感じながら、机に頬杖をついていた。





「瑠依~!!!」


入り口の方から大声で名前を呼ばれて体がびくっと反応する。


振り向くと親友の祐花≪ユカ≫が立っていた。



「あれぇ?元気ないね...?」


そう言って私の顔を覗き込む祐花とは生まれたときからずっと一緒だった。


親同士が高校の時から仲良くて、家が隣なの。
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