真夜中の向日葵

それこそ、今度は僕が半殺しの目に遭ってしまう。



「………」



さて、どうしたものか。

考え込む僕の背中を、柚羽さんがポンポンと軽く叩いた。



「もっと違う手がかりを見つけよう?」

「……うん」



あっさりと引いた自分が、とても情けなかった。

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