あたしの王子
王子様は、少しの間みさを見てから
「僕、生徒会長の村上 祐介と言います。よろしくね?」
と言った
「はい」
王子様…祐介君って言うんですね
「そういえばなんでここにいるの?」
だから…
「迷子になっちゃって……」
「ふーん」
ってなんなんだその思わせ振りな目は!!!!!!
「ここ、生徒会長専用の敷地なんだけど」
嘘!!!!!!!!!!
「ごめんなさい!!!!!!」
体が折れそうなぐらい頭をさげた
「あの…!!!悪気があったとかじゃなくて……その!!……」
「大丈夫だよ」
へ?
「初めてなら誰だって一回は迷子になるしね」
はぁ
良かったぁ……
「教室まで案内するよ」
「ありがとうございます!!!!!」