あたしの王子



王子様は、少しの間みさを見てから


「僕、生徒会長の村上 祐介と言います。よろしくね?」


と言った


「はい」




王子様…祐介君って言うんですね



「そういえばなんでここにいるの?」



だから…

「迷子になっちゃって……」


「ふーん」




ってなんなんだその思わせ振りな目は!!!!!!


「ここ、生徒会長専用の敷地なんだけど」



嘘!!!!!!!!!!


「ごめんなさい!!!!!!」


体が折れそうなぐらい頭をさげた


「あの…!!!悪気があったとかじゃなくて……その!!……」




「大丈夫だよ」



へ?



「初めてなら誰だって一回は迷子になるしね」



はぁ

良かったぁ……



「教室まで案内するよ」


「ありがとうございます!!!!!」







< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop