幸せの契約
「どうして…?」


私が投げ掛けた質問を嘲笑う矢倉くんが


ゆっくり私に近づく


「どうして?
理由は2つあるかな…―」


ギシッ!



いきなり私に覆い被さる



顔を真っ正面に付き合わせて私を見下ろす彼の瞳が妖しく光る
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