幸せの契約
「もちろんです。
生涯の伴侶は自分の目で確認して、決めてください。」



はぁ…
よかったぁ


「さて、こんな時間になってしまいましたね。
長くお引き留めしてすいませんでした。」




「いえ。
大丈夫です。」



蔵之助さんはパチンと指を鳴らした



何処からともなく
芳賀さんがやって来る


「芳賀、アイツを呼んでくれ。平瀬さんに紹介したい。」



蔵之助さんに芳賀さんが頷いて部屋を出ていった



アイツ?


私に紹介したいって?
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