幸せの契約
気がつけば
新しい年まで30分を切っていた
大和さんも蔵之助さんも見当たらない
そんな中
会場の明かりが落とされた
そして
ステージに集まるスポットライト
その中に蔵之助さんが立つ
「みなさん。一年間わが社のために全力で走ってくれてありがとう!
今日は命一杯楽しんで、食べて、飲んでください。」
歓声と拍手が会場を震わせた
「そして、皆様に伝えたいことがあります。
私は本日この時を持って社長職を引退します。」
一気にざわめく会場
私は驚きのあまり声すら出なかった
蔵之助さんが社長職を引退!?
じゃ、萩乃宮コーポレーションは??
「そして、後の全てを息子の大和に任せます。
大和は様々な事情から、素性を隠して、海外で学び、数多く事業をこなしてきました。
それを評価し、今全てを譲ります。
そして
今宵、信頼する社員の皆様に大和をお目にかけたいと思います。」
そっか
あのパーティでは仮面を付けてたから
素顔を見せるのは今日が初めてなんだ
そんな事を考えてると
いきなり私の後ろにスポットライトが当たった
新しい年まで30分を切っていた
大和さんも蔵之助さんも見当たらない
そんな中
会場の明かりが落とされた
そして
ステージに集まるスポットライト
その中に蔵之助さんが立つ
「みなさん。一年間わが社のために全力で走ってくれてありがとう!
今日は命一杯楽しんで、食べて、飲んでください。」
歓声と拍手が会場を震わせた
「そして、皆様に伝えたいことがあります。
私は本日この時を持って社長職を引退します。」
一気にざわめく会場
私は驚きのあまり声すら出なかった
蔵之助さんが社長職を引退!?
じゃ、萩乃宮コーポレーションは??
「そして、後の全てを息子の大和に任せます。
大和は様々な事情から、素性を隠して、海外で学び、数多く事業をこなしてきました。
それを評価し、今全てを譲ります。
そして
今宵、信頼する社員の皆様に大和をお目にかけたいと思います。」
そっか
あのパーティでは仮面を付けてたから
素顔を見せるのは今日が初めてなんだ
そんな事を考えてると
いきなり私の後ろにスポットライトが当たった