幸せの契約
静香の意見には大賛成だった

「私もいきなり執事付きのお嬢様生活になっちゃって…全然馴れないんだ。

私的に使用人てか主従関係も嫌なんだよね。

みんな一つ屋根の下だし、家族みたいにしても良いと思うんだ!」


静香は何度も頷いてくれた

「ウチらは、お嬢様の形を変えていこうね。

しっかし、鈴は珍しいな。使用人も家族なんて。」



「私には家族がいないから。いつも一人だったから、今みたいに大勢の人に囲まれて生活するのが、珍しいんだ。」


静香は
深くは追求しなかった


それが
心地いいと思える


「鈴はもう一人じゃないからなっ!
使用人の家族もいるし、ウチが友達だよ。」



「うん!
ありがとう静香。」


静香と友達になれて良かった
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