幸せの契約

Cry

冬の寒さが本格的になってきた頃


ピンポン



普段滅多に鳴ることの無い屋敷の呼び鈴が鳴った



「お客さんかな?」


私と使用人しか住んでいない屋敷に誰だろ?


業者さんなら勝手口に行くだろうし



私は二階の廊下から
玄関を覗いた
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