死神と自殺志願少女
助けてくれたお礼を言いそうになり、

落ち着いたところで、

落ちそうになったきっかけを思い出し、

突然の声の主を睨んだ。


「あー、すまん。

タイミング誤った」


そいつは悪気などないように、

へらへらと笑って言った。
< 5 / 30 >

この作品をシェア

pagetop