春-15歳のココロ-
●友×柚 03
―――
―――――
「...ねえおばさん...
私、どうしたらいいかなあ...。」
「...柚ちゃん...??」
葉月のお母さんが私にゆっくり
語りかけた。
「何があったか、詳しいことは
わからないけれど、思っていることは
伝えなさい。素直な気持ちが、
おばさんは1番嬉しいわ。
葉月も、きっとそうよ。
私の娘だもの。同じように、
思うはずよ。
...でも、あとは柚ちゃん次第。
じゃあ、頑張ってね!」
それだけ言って、おばさんは
家の中へ入っていってしまった...。
―――おばさんの言葉は
私を強くした気がした...。
葉月の家のチャイムを、
強く、強く...押した...。
―――――
「...ねえおばさん...
私、どうしたらいいかなあ...。」
「...柚ちゃん...??」
葉月のお母さんが私にゆっくり
語りかけた。
「何があったか、詳しいことは
わからないけれど、思っていることは
伝えなさい。素直な気持ちが、
おばさんは1番嬉しいわ。
葉月も、きっとそうよ。
私の娘だもの。同じように、
思うはずよ。
...でも、あとは柚ちゃん次第。
じゃあ、頑張ってね!」
それだけ言って、おばさんは
家の中へ入っていってしまった...。
―――おばさんの言葉は
私を強くした気がした...。
葉月の家のチャイムを、
強く、強く...押した...。