春-15歳のココロ-
●恋×舞 04
―――
―――――
「ずっと...大好きでした...。
じゃあ、それだけだから...ばいばい。」
そして再び、私は玲太に背を向け、
歩き出した。
さっきより、ずっと堂々としていた...。
でも、次の瞬間
「ばーか」
後ろから、声がした。
「いきなり告っといて、
告り逃げはないだろ??
俺、まだ返事してないし。」
「え...??」
振り返るとそこには、
こっちに向かって歩いてくる
玲太の姿...。
「舞にこんなこというなんて
想定外だったけど、
俺もお前が好きだ。」
「...え??玲太、何言ってるの??
どうせ、いつもの冗談でしょ??」
「違う...。
マジだから...。
付き合って。」
「うん...。」
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「ずっと...大好きでした...。
じゃあ、それだけだから...ばいばい。」
そして再び、私は玲太に背を向け、
歩き出した。
さっきより、ずっと堂々としていた...。
でも、次の瞬間
「ばーか」
後ろから、声がした。
「いきなり告っといて、
告り逃げはないだろ??
俺、まだ返事してないし。」
「え...??」
振り返るとそこには、
こっちに向かって歩いてくる
玲太の姿...。
「舞にこんなこというなんて
想定外だったけど、
俺もお前が好きだ。」
「...え??玲太、何言ってるの??
どうせ、いつもの冗談でしょ??」
「違う...。
マジだから...。
付き合って。」
「うん...。」