【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「いいえ」


あたしは首を振った。


「みなさんに使ってほしいんです」


「でも・・・、これはあなたのお金です」


ヒカルのお母さんが言った。


「わたしたちは、いただけません」


「みなさんに使ってほしくて、あたしが貯めたお金なんです」


あたしは言った。


「だから受け取って下さい。お願いします」


あたしは封筒をヒカルのお父さんの手に押し付けると、そのまま礼をして家を出た。

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