【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
ヒカルは行ってしまった。


あたしはヒカルを追いかけることができなかった。


涙でかすんだ目で、ヒカルの背中がどんどん遠のいていくのを、ただ見つめていた。


そしてあたしはその場にうずくまって、泣きじゃくった。



あたしの大切な人・・・。


あたしの大好きな人・・・。


初めてあたしのことを好きになってくれた人・・・。


その人は、もうあたしの手を握ってくれない・・・。


大好きな気持ちを込めて、抱きしめてくれたり、キスしてくれることももうない・・・。


あたしはずっと一緒にいたかったのに・・・。


たとえ辛くても、はなれたくなかったのに・・・。

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