【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしたちの恋は本当に終わってしまったのだと、あたしは思い知らされた。


あたしの胸に、どっと悲しみが押し寄せてきた。耐え難いほどの心の痛みが襲った。



いっそのこと、夜逃げするときにあたしも連れて行ってほしかった・・・。


たとえ間違いだとしても、あたしを迎えに来てほしかった。


何があっても、ずっと一緒にいようと言ってほしかった。


あたしが一番恐れていたのは、一人ぼっちになることだったのに・・・。


ヒカルは、あたしの孤独を埋めてくれるただ一人の人だったのに・・・。


どうしてあたしはいつも、好きになる人と幸せになれないの・・・?


太一はあたしを傷つけた。


そしてヒカルは別れを告げて、去ってしまった。

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