【完】★LIGHT OF LOVE★１５歳・・・援助交際と運命の恋

若者が集う場所に行っては、その場限りの恋愛ごっこをしたりした。


ときにはそのまま、名前も知らない男の子とお泊まりした。


どうせナンパしてくる男の子の目的は、あたしの体なんだから・・・。


やったあとは、バイバイするだけ。




奈緒子さんは、荒れつつあるあたしのことを心配してくれた。


あたしのことを理解してくれようとした。


しかしあたしは最も信頼できるはずの奈緒子さんにまで、心を閉ざしてしまった。


人の優しさを受け入れても、あとで傷つくのではないかという恐怖感が、あたしの心に芽生えていたのだ。



そんなとき、あたしは再びあの男に出会った。