【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「初々しい女の子もいいものだが、男と経験を積んだ女の子のほうがわたしは好きだ。

どうやらわたしは、きみに惚れ込んだようだよ。きみには男を惹きつける色気がある。

きみさえよければ、わたしと働いてもらいたい。給料はいい。

きみならわたしのもとで、人気トップになれるだろう」


「人気トップって・・・、何の?」


あたしはたずねた。


「援助交際だ」


男はあっさりそう答えた。


「それとも売春と言ったほうが的確かな?今、きみがわたしにしたことを、他の客にするだけだ」


「でもそれって違法じゃないんですか・・・?」


「立派にこうして違法な援助交際をしているきみの口から、違法という言葉が出てくるとはね」


男は笑った。

< 148 / 508 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop