【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
2週間後、リリカという名前で、あたしは初めて山本から紹介された客に体を売った。


その客は60代の白髪の男だった。


けっこうお金持ちそうに見えることからして、おそらく退職後の暇と金を持て余しているのだろう。


もしかしたら家に帰れば、かわいい孫のいる

『おじいちゃん』

なのかもしれない・・・。



「おまえさんは新入りだね」


客はニタニタ笑いを浮かべて言った。


「はい。今日から始めました」


あたしはできるだけ愛想よく言った。


「新入りの女の子を全員試すのが、わたしの趣味でね」


客はあたしの胸をさわりながら言った。


「じゃあ、さっそくおまえさんも試させてもらうとしよう」


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