【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
あたしは体調がすぐれないので、今日は休みたいと連絡した。


山本は、売れっ子のあたしが休むのが不満そうだった。


「リリカちゃん、明日はちゃんと来てくれなきゃ困るよ。リリカちゃん目当てのお客さんばかりなんだから」


山本は念を押した。


「はいはい、分かってます」


あたしはそう言って、電話を切った。



殺風景なマンションの部屋に帰る気にならず、山本にも会いたくなかったので、あたしはその夜、奈緒子さんの家に行った。


奈緒子さんの話によると、あたしはきのうの夜、川に飛び込んだあと、誰かに助けられたらしい。

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