【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
助けてくれた人は救急車が来たあと、名前も連絡先も言わずに去ってしまったので、誰なのかは分からないらしいけれど・・・。


あたしはそのまま救急車で病院に運ばれたそうだ。


そして運ばれた病院が、偶然奈緒子さんの勤務先だったというわけだ。



「助けてくれた人が、処置をしてくれてたみたいよ」


奈緒子さんは言った。


「その人がいなければ、今頃は美輝のお葬式をすることになっていたんだから。ちゃんと事の重大さを自覚してよ!」


「はい。ごめんなさい・・・」


あたしはうつむいた。

< 179 / 508 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop