【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
自分だけはあの母親みたいに、子供を見捨てるような人間にはなりたくないと思っていたのに・・・。


子供たちを守ることも、産んであげることもできなかった。

父親が誰か分からなくても、わたしの子供たちだったのに・・・。


それからわたしは、もうこんな生活をつづけてたら、ダメだって思った。

これからは、失った子供たちに恥じない人生を送りたいと思った。

そして自分から児童相談所に行った」



あたしは奈緒子さんにかける言葉が見つからなかった。


奈緒子さんの心には、あまりにも深い心の傷がきざまれていた。



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