【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
他にも橋から川を見下ろす趣味の人がいるなんて。


ちょっぴり不思議な気もしながら、あたしも川を見下ろした。


ときどき風がすーっと吹いてきて、心地よい。




そのとき、あたしが被っていた帽子がふわりと持ち上がった。


風に飛ばされる!


そう思った瞬間、となりにいた男の人が素早く宙に浮いた帽子のつばをつかんだ。



「どうぞ」


そう言って、その男の人はあたしに帽子を差し出した。


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