【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「実を言うとね・・・」


あたしは優奈に言った。


「人違いだったんだけど、元彼にそっくりな人に会ったんだ・・・」



優奈には、あたしが援助交際をしていた過去は話していなかった。


でもヒカルのことは過去の恋愛経験として、おおまかに話していた。


別れた原因とか、詳しいことは話さなかったけれど・・・。



「ふーん。元彼って、よほどいい男だったんだろうね。

普通、昔の男なんて、さっさと忘れるもんだけど」


優奈は気楽に言った。


「まぁね・・・」


あたしは何気なく認めた。


「そっくりな人に会って、動揺しちゃうなんて、今でも元彼が好きとか?」


「うーん、どうなのかなぁ・・・」

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