【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
その人は、あの時と同じように橋の上に立っていた。


川をただじっと見つめている。


あの時と違うのは、まだ日が沈んでいないということだけ。


あたしの心臓はバクバクと激しく鳴っている。


あたしの足は橋を渡り始めた。


どうしよう・・・?


話しかけるべき・・・?


あたしの迷いは、歩く足のスピードを遅らせる。


その時・・・


彼がこっちを向いた。


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