【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
ここのケーキは、確かにすごくおいしかった。


そして甘いケーキは、かたくなっていたあたしの心をほぐしてくれた。


あたしたちは、少しずつおしゃべりをした。


最初は緊張気味だったけれど、言葉を交わしていくうちに、なぜか昔から知っている人と話しているようなそんな感じがした。


彼はここの駅前のビルにある本屋で働いているらしい。


そして仕事帰りに、たまにあの川を見に行くらしい。


どうして川を見に行くのか、その理由は教えてくれなかったけれど・・・。


「あの、連絡先を聞いてもいいですか?」


「は、はい・・・」
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