【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「やっとつかまえた。おまえはおれのものだ」


低い声がした。


あたしは口をふさがれたまま、無理やり誰もいない駐車場に連れて行かれた。


止まっている車のなかに押し込まれ、シートの上に乱暴に押し倒される。


熊のように大きな体格の男があたしを押さえつけている。


「おれを覚えているか?いとしのリリカちゃん」


男はあたしに向かって、はっきりそう言った。



リリカ・・・


あたしのかつての名前・・・。

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