【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「こんにちは」


「こんにちは」



おたがい顔を赤らめながら挨拶を交わす。


ここの席は、喫茶店のすみの隠れたところにあったので、周りには人がいなくて、二人だけのスペースのような感じだった。


ウェイトレスがやってきた。


あたしはメニューも見ずに、バナナケーキとコーヒーを注文した。


しばらくして、注文したものが運ばれてきた。


ウエイトレスが立ち去ると、コウさんは姿勢を正してこう言った。



「あの須藤さん、じゃなくて・・・美輝さん、あれから色々考えたんですけど・・・。


どうしてキスしちゃったのか・・・。


何度考えても答えは1つなんです。


美輝さんのことが・・・好きなんです・・・。


だから・・・ぼくと付き合ってもらえませんか?」
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