【完】★LIGHT OF LOVE★15歳・・・援助交際と運命の恋
「距離を置く必要はないよ」


コウさんははっきりとそう言った。


「きみの過去がどうであろうと、大切なのは今なんだ。

おれは今のきみが好きなんだ。だから気持ちは変わらない」


「あたしが色んな男の人に体を売っていたのに・・・?」


「それはもう昔のことだ」


「あたしがずっと元彼を忘れられなかったのに・・・?」


「今は、おれが好きだって、言ってくれただろ」


「元彼とあなたがよく似ているから、比べちゃうかもしれないのに・・・?」


「比べたいなら、比べてもいい。おれのほうがいい男に決まってるから」


コウさんはそう言って、笑った。


あたしも微笑んだ。
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